コーチの紹介

はじめまして、ADHDコーチのきゃのと言います。

ShonanのADHD Coaching『SAC’s blue』に込めた名前のとおり、湘南地区の豊かな自然や穏やかな人とともに、自分らしい生活を送りながら、ADHDコーチングを提供しております。

といっても、フリーランスとかではなく、普段は技術系の会社員をやっています。

皆さんと同じく、ADHD特性と向き合い、必死に生きている人間の一人です。

きゃの について

一言でいえば、凄く大人しい人間だと思っています。

今は手術を受けたのでありませんが、生まれつきの身体的特徴のせいで、幼少期からいじめの標的にされやすく、自己肯定感が育ちにくい環境で生きてきました。

大人になってからも、その性格は色濃く残り、今でも正直コミュニケーションは得意ではありません。

社会人になってからは、ADHD特性による仕事上のミスが発生し、さらに自己肯定感を保つのは難しいなと、今でも感じています。

ここまでの話だと「じゃあ、なんでADHDコーチングなんてやってるの?」と質問されそうですね (笑)

ADHDコーチングはなりたい自分への挑戦

ADHDの診断を受けてからは、自分の脳の特性や不注意傾向について研究し、自分なりの生き方を確立していったのですが、もともと勉強好きなのもあって、案外これが楽しいんですよね、、

そして、コミュニケーションも得意ではないけど、大好きなんです!!人の話を聞くのは非常に楽しい。。

自分にも当てはまるADHDの脳の特性や困りごとについて学びながら、コーチングという会話技法を取得してコミュニケーションスキルも身に着く。。ADHDコーチングを自分で提供できるようになったら、なりたい自分に凄く近づけるのではないか!、と思い立ち、ADHDコーチになるために頑張ることにしました。

まず、日本の国家資格であるキャリアコンサルタントの資格取得を通じてソーシャル職としての基本的な相談技法を学び、、帰国子女経験無しから英会話を学び、、

これらが一定のレベルに達した段階で、貯めていたお金(100万円以上)を支払って、アメリカのADHDコーチングスクール「ADDCA」のプログラムに深夜の日本から参加し、1年間ADHDコーチングを学びました。

ここまで、約3年かかりましたが、約80時間の有償セッション経験、ADHDコーチの資格取得を経て、ようやくスタートラインに立つことができました!

これからADHDコーチとしてのスキルを磨きながら、たくさんのADHDの同志たちと繋がることを想像すると、ワクワクしています!

ADHDコーチングとの出会い

自分がADHDの診断を受けたのは社会人2年目のとき。「人の話が理解できない」「仕事が遅い」「データをまとめる時のミスが多い」といったことが続き、精神科に駆け込んだところ、不注意優勢型ADHDの診断を受けました。

ADHDの診断を受けて、自分の正体不明の困りごとに名前がつけられて、安心感を感じた一方、非常に強い違和感も感じました

調べて出てくるADHDの強みが「コミュニケーションが得意」「面白い」「起業家に向いている」とか、自分には全く当てはまらないものばかりだったからです。

今まで自分は、内気で真面目ながらも、亀のようなスピードですがコツコツと勉強や仕事を頑張ることを強みにしている中で、ADHDの不注意傾向や口下手な自分と戦っていたので、自分とは違う世界の人の話をしているのかな?という感覚でした(笑)

そんな時に、アメリカを中心に『ADHDコーチング』という文化があることを知りました。

そこでは「ADHD」ではなく「ADHD脳×自分自身の個性」への理解を深め、自分らしい生き方を追求する。この考え方に惹かれ、そのメソッドを自分の中に吸収して人に提供できるレベルまで理解したい!、、と思い立ち、受講を決めました。

SAC’s blueのADHDコーチングでは、ADHDの特性や個々の困りごとへの対処法を学んで貰うことも当然ながら、『ADHD特性を踏まえた上であなたはどう生きていきたいのか?』を、常に問いかけるよう心掛けています。

きゃのがADHDコーチングを通して実現したいこと

大前提に、ADHDコーチングをビジネスとして大きくしようとはあまり思っていません。

自分としては、技術系の社会人としてキャリアを追求することが軸にある中で、人生の中でやりたいことの1つにADHDコーチとしての活動があります。

ADHDコーチとしてのスキルを向上させることや、沢山のADHDの同志と繋がることに、凄くやりがいを感じているので、生涯を通して続けたいと思っています。しかし、これ一本で食べていこうとまでは思っていません。

でも、このスタンスだからこそ、コストミニマムな運営体制で、自由かつ顧客ニーズに合ったADHDコーチングが提供できると考えています。

自分個人の考えではありますが、ADHDを持つ方は「特性のせいで仕事が」「生活がうまくいかない」などの悩みを抱えている方が多くいらっしゃいます。

自分自身も、全てがADHDに起因している訳ではありませんが、高校でのいじめを原因とした不登校や、親の事業借金による貧乏を経験しているため、そういった境遇では自分ではどうにもならないこと、人生の選択肢が狭まることを重々承知しています。

自分ができる範囲で、こうした境遇の方々でも、受けやすいような、コストパフォーマンスが高く、アクセスしやすいコーチングが継続的に提供できれば、と考えて運営しています。

そして、全てのADHDの同志の方々が、ADHDの特性や自分自身について理解を深め、前を向くキッカケやサポートになるような、コーチングを提供していきます。

さいごに

ここまで、読んでくださった皆様、有難うございました!

「ADHDコーチングって何だろう?」「ADHDコーチに相談したいことがある!」と関心を持っていただいた方が、SAC’s blueのADHDコーチである私きゃのの境遇や考え方を知っていただくことで、判断の一助になりましたら幸いです。

それでは、初回セッションのなかでお会いできることを心待ちにしております!